やっぱり直したいキッチン
キッチンリフォームはやはりリフォームを考える人にとっては殆ど最重要課題だと言っても過言ではありません。
キッチンのリフォームが必要になるケースはいくつか考えられますが、最も多いケースは多分デザイン性と機能性の充実を図りたいという、毎日使うキッチンだからこその実務的な理由が主だと思います。
直すからには使い勝手の良い、満足行くキッチンを！と思うのが当たり前ですから、初期の段階からきちっと計画を立てて取り組む、という人も少なくありません。
しかし細かい所にまで頑固に、意固地になってしまうと計画だけで家庭内で意見が割れて進まなかったり、出来上がってみれば不必要なものがくっついてみたり、ということも考えられます。
確かにこだわりたいキッチンではありますが、今では各住宅業者ともにキッチンリフォームの例を沢山持っていて、またシステムキッチンは基本的にパーツの組み合わせが主なので、その中から選んでいくのも悪くはないでしょう。
メリットって何がある？
キッチンリフォームの場合、使い勝手が向上する！というのが決まり文句ですが、では具体的にはどういった部分に変化が加えられるのでしょうか。
まず初めに、昨今の住宅トレンドから考えるとキッチンリフォームはシステムキッチンへの切り替えを意味すると考えたほうが良いでしょう。
システムキッチンは非常にコンセプチュアルなデザインの中に機能性が組み込まれた使い易いキッチンで、例えば棚1つとっても割れる事のない半透明の樹脂製板で棚の中が見通せ、段も段毎に高さが変えてあり収納し易いようになっていますし、安全性の面から戸を閉める際も閉まりきりの部分は速度が落ちて、怪我をしないような設計になっています。
またシンクとコンロ、作業スペースも広めに確保出来る上に、ほとんどの場合がフラットになっているので、洗い物から実際の料理、そして掃除までがシームレスに行えます。
また日本の食卓に欠かせない炊飯器や電子レンジなどは専用のスペースが用意されており、また炊飯器なんかはスライドスペースになっているので、お米を炊いていない時はしまい込めるメリットもあります。
